DISCOGRAPHY
服部暁典名義の作品
カセットテープ全盛の時代から多数の音楽を制作してきた。ここにあるのはインディーズレーベル"label I.O.S."よりリリースされてきた作品(CD-R、CD)のリスト。これらの作品はMacintoshとシーケンサーソフト、DAWと多数のシンセサイザー、ギター、ベースなどの生楽器、そして服部本人のエンジニアリングによって制作された。

bomberapple.jpgBomber Apple(1998)
1.Fancy Travel-too much edit 2.Dull,Dull-misty edit 3.Flying Island-miami feeling edit 4.S-Project I-midsummer drived edit 5.Made in Country-ground edit 6.The Repriciant's Fabriciant-rockaballad edit 7.S-Project II-respectful edit 8.Polka-folksong edit 9.Alkaic Dance-cc edit 10.遠音(Tone)-nostalsia splash edit 11.IOS出現(恐怖の帝都)-sexy motherfucker edit


Label I.O.S.主宰者渡邊馨氏が参加する音楽グループ"I.O.S."の作品「Bomber Apple」をリメイク。原作はオールMIDIデータ+シンセサイザーによる作品だったが、ベースやギターを含め積極的に生演奏スタイルにトランスレートした、世に初めて出た服部暁典の作品。

acatsuki.jpg暁-acatsuki-(1999)
1.the big bottom 2.pieces of the sun 3.まどろみ 4.madness 5.too far 6.419 7.the way 2 your heart 8.eternal rain 9.vega 10.phuky candy


「Bomber Apple」の好評を受けリリースされた初のソロ名義作品。ブレイクビーツ、フレーズサンプリングと周囲のミュージシャンズの熱演を含めた生演奏との融合を試みた。

tengaku.jpg典楽(2001)
1.Speak,Easy,This... 2.Life Goes On 3.Von Voyage 4:凪 5.夢のゆりかご 6.Astronauts 7.夜に咲く花 8.凍える波頭 9.落日 10.Sorry...


前作「暁-acatsuki-」の方向性を引き継ぐ作品。当時真剣に打ち込んだバンド「松澤社中」での経験が存分にフィードバックされ、メロディとハーモニーとリズムの関係がより有機的に関係するようになってきたと自負している。また自分以外のミュージシャンズも変わらず積極的に起用。

cube.jpgCube(2004)
1.Hi-Dive 2.Noo-Kee 3.Struttin' 4.虹 5.篝火 6.夜間飛行 7.Cube 8.72-718-75


ジャズスタンダード的な曲作りから一旦離れてみる実験。できるだけ無機質なバックトラックと人間的なメロディ楽器の組み合わせを、ゲスト無しの一人多重録音という服部の原点に戻り再構築。

linse.jpgLife is (not) so easy(2005)
1.Solid Hits! 2.Et Ranger 3.Je T'aime 4.Life is (not) so easy 5.Vagabond 6.31℃ 7.Samba Hazard 8.Utakata 9.Jaw Fish 10.Unison 11.Boogie Woogie Motherfucker


生演奏家服部暁典の限界と、「自分の死後30年経ってからも演奏される曲」に再び挑戦。極力打ち込みによる自動演奏を排し、スタジオにミュージシャンが集まり同時録音するという、クラシックな録音方法を試みたマイルストーン的アルバム。

blooming.jpgBlooming(2007)
1.Tight Rope 2.Blooming 3.我々のマーチは黒雲をはらう 4.Better Steps 5.The Begining 6.Gentle Gang 7.The Past Future,a Coming Past 8.Sun Burn 9.やくそく 10.Never Ending


アルバム制作を意識せずに折々に制作してきた楽曲を集結し、数曲の書き下ろしを含めて完成させたカタログ的な作品。これまでの作品とは変わり、曲ごとの制作環境や心情が異なるためショーケース的性格を持つ。

lapssione.jpgLa Passione(2011)
1.やさしい風 2.Mistral 3.Only Good-Bye 4.Funny Gus 5.Fall,Rain Fall 6.大航海時代 7.Entrust 8.Flaring 9.Best Regards 10.Burning Red 11.Requiem


意識的に自己のマイルストーンである「Life is (not) so easy」を目指し、服部暁典の音楽人生と人脈を再び総動員した。音楽を作ることとはどういうことか。そして人と人の縁とはどういうものかを自問自答。人生の宝のような作品。

グループ、バンドで制作した作品のリスト
在籍するバンドやユニット名義のアルバム。服部はひとりのミュージシャンとして、あるいは楽曲制作からエンジニアとしてまで、関わった形は様々だがオリジナルソロアルバムと密接に関係している。

_NowPrinting.jpg哀愁の吉成/松澤社中(1997)

松澤社中の唯一のアルバム。松澤社中というバンドは服部の音楽人生に大きな意味を持っている。自分よりも優れたミュージシャンに楽曲を提供するということはどういうことか、など多くのことを学んだ。

daimon.jpg大門/大門(2001)

武藤映、遠藤新市と3人で制作した共同作品。まじめに作った笑える作品。ミュージシャン以外の人との制作作業も新鮮だった。このアルバム発表後、大門は大所帯バンドへ成長していく。大門の詳細や他の作品はこちら

エンジニアとして制作に関わった作品のリスト。
ミュージシャンとしてではなく、レコーディングエンジニアとして制作に関わった作品のリスト。思えばミュージシャンの考えにエンジニアリングのセンスを、エンジニアリングの中にミュージシャン的センスを、いつもハイブリッド的に持ち込もうとしているように思える。

colors.jpgCOLOR/さとう智文(2003)

バックバンド「伊達者」の鍵盤奏者としてだけでなく、エンジニアリングも担当。バックバンドメンバーとしての演奏でもレコーディングでも大変勉強になった。

_NowPrinting.jpgLOVE SONGS/山田佳津良 松澤直樹DUO(2005)

エンジニアリングを担当。ギター+ヴォーカルのデュオというのは、素材として非常に高度であった。

silence.jpgSilence/松澤直樹(2005)

盟友松澤直樹自身のギタートリオによるアルバム。当然全曲一発録音。ミックスダウンではフェーダーを3mm動かしたらバランスが根底から変わってしまうというシビアな状況を経験。師匠から「ちゃんとジャズの音になってる」と言われたことが思い出深い。

コンピレーションアルバム
「Keyboardist Union@仙台」というイベントのために制作した、参加アーティストの作品を1枚のアルバムにまとめたもの。

keyuni1.jpgKeyboardist Union@仙台 Vol.1(2006)

参加アーティスト:橋元成朋、保坂 敏英、キリマル、服部暁典

keyuni2.jpgKeyboardist Union@仙台 Vol.2(2006)

参加アーティスト:ひでちう、内ヶ崎雅人、橋元成朋、服部暁典